陸上男子100mで日本歴代2位の記録を持つサニブラウン・アブデル・ハキーム選手に弟がいることを知っていますか?
この記事では弟ハナン選手のプロフィールを中心に、母や父のルーツ、兄弟の身長、兄の世界陸上での成績、年収事情までを整理しました。
サニブラウンの弟はサッカー選手
弟の名前はサニブラウン・アブデル・ハナン選手。2006年7月3日生まれ、東京都出身のプロサッカー選手で、ポジションはフォワードです。フォワード(FW)とは、主にゴールを奪う役割を担う前線の選手を指します。
2025年に、同期の前田一翔選手とともにアビスパ福岡U-18からトップチームへ昇格しました。U-18とは、クラブが運営する18歳以下の育成チームのことです。
兄/陸上短距離
ハキーム
東京都育ち
弟/サッカーFW
ハナン
※ハナン選手の身長はアビスパ福岡公式サイト(2026/27シーズン)、ハキーム選手の身長は各種報道による。
最新の所属情報や背番号は、アビスパ福岡公式サイトのハナン選手プロフィールはこちらで確認できます。
兄弟の年齢差は7歳
兄ハキーム選手は1999年3月6日生まれで、弟とは7歳差。兄も小学生の頃はサッカーのFWでしたが、途中で陸上へ転向しています。
きっかけは、小学3年生のときに「団体競技に向いてない」と母親から勧められたこととされています。一方の弟は、7歳のときに友達との遊びからサッカーを始め、そのままプロの道へ進みました。
J1デビュー戦で初ゴールを記録
ハナン選手は、2025年9月27日のサンフレッチェ広島戦に後半42分から途中出場し、アディッショナルタイムにJリーグ初得点を挙げました。記念すべき公式戦デビューでの一撃です。
昇格1年目は股関節付近の故障で別メニュー調整が長く続いたと報じられています。ゴール後には、次のように振り返りました。
“日ごろから練習していたことがそのまま出た。イメージ通り”
(西スポWEB OTTO!より引用)
プレースタイルはスピードと高さが武器
クラブ公式のQ&Aでは、自身の武器に「スピード」と「跳躍」を挙げ、子どもの頃に憧れた選手としてルカク選手の名前を答えています。大柄な体格を生かしたヘディングも持ち味の一つでしょう。
座右の銘として紹介されているのは、次の言葉です。
“生きたいように生きて勝ちたいように勝つ”
(アビスパ福岡公式サイトより引用)
U-21日本代表に初選出
2026年5月には、”ロス五輪世代”のU-21日本代表による欧州遠征メンバーに初めて選ばれました。ロス五輪とは、2028年のロサンゼルス五輪を指します。
雑誌Numberでは、兄とともにロス五輪出場を目指す選手として紹介されました。陸上とサッカーという別々の競技で、兄弟そろって五輪の舞台に立てるか注目が集まっています。
サニブラウン兄弟の身長を比較
兄弟はともに大柄で、身長差はわずか3cmほど。クラブ公式の最新プロフィールでは、弟の身長・体重は187cm/80kgと記載されています。
| 項目 | 兄 ハキーム | 弟 ハナン |
| 生年月日 | 1999年3月6日 | 2006年7月3日 |
| 出身 | 福岡県北九州市生まれ・東京都育ち | 東京都 |
| 身長/体重 | 190cm/83kg(各種報道) | 187cm/80kg(クラブ公式) |
| 競技 | 陸上(短距離) | サッカー(FW) |
| 所属 | 東レ | アビスパ福岡 |
なお、過去の紹介記事には弟の身長を184cmとするものもあります。計測時期による違いと考えられるため、最新の数字は公式サイトで確認するとよいでしょう。
サニブラウンの母はインターハイ出場の元陸上選手
兄弟の母は日本人で、名前は明子さんと報じられています。高校時代に100mと100mハードルで全国高校総体(インターハイ)に出場した経歴を持つ元陸上選手です。
兄を陸上の道へ導いたのも、この母の助言でした。父もサッカー経験者であることから、サニブラウン家は「アスリート一家」として紹介されることが多いようです。
ガーナ人の父を持つハーフ
兄のハキーム選手は、ガーナ人の父と日本人の母を両親に持つと紹介されています。つまり兄弟は、ガーナと日本の両方にルーツを持つハーフということになります。
兄の場合、戸籍上の姓は「サニブラウン」、名は「アブデルハキーム」で、名付けたのは祖父だとされています。兄弟とも日本代表として活躍しており、国籍は日本です。
海外にルーツがあるかどうかが話題になるトップ選手は、ほかの競技にもいます。バレーボール日本代表については、高橋藍選手のハーフ説や家族のエピソードをまとめた記事もあわせて参考にしてみてください。
サニブラウン・アブデル・ハキームの経歴と自己ベスト
兄ハキーム選手は、2015年の世界ユース選手権で100mと200mをともに大会記録で制し、2冠を達成しました。これを機に、一躍注目の存在となっています。
その後は米国のフロリダ大学へ進学。2023年5月には東レとグローバルパートナーシップ契約を結びました。これは企業が選手の競技活動を長期的に支える契約のことです。
100mの自己ベストは、2024年パリ五輪の準決勝でマークした9秒96。日本歴代2位の記録にあたります。
サニブラウン・アブデル・ハキーム選手の主な歩み
2015年
世界ユース選手権で100m・200mの2冠
2017年
日本選手権で100m・200mの2冠、世界陸上200mで7位入賞
2019年
全米大学選手権100mで9秒97(当時の日本新記録)
2022年
オレゴン世界陸上で日本人初の100m決勝進出(7位)
2023年
東レと契約、ブダペスト世界陸上100mで6位入賞
2024年
パリ五輪100m準決勝で自己ベスト9秒96(日本歴代2位)
2025年
東京世界陸上100mは予選敗退(10秒37)
※日本陸上競技連盟、各種報道をもとに作成
世界陸上でのサニブラウンの成績
ハキーム選手は16歳で出場した2015年北京大会以降、世界陸上の常連です。2022年のオレゴン大会では、日本人として初めて100m決勝へ進み、7位入賞を果たしました。
| 大会 | 主な成績 |
| 2015年 北京 | 200m準決勝進出(16歳、同種目史上最年少) |
| 2017年 ロンドン | 200m7位入賞、100m準決勝進出 |
| 2019年 ドーハ | 100mなどに出場(決勝進出ならず) |
| 2022年 オレゴン | 100m7位入賞(日本人初の決勝) |
| 2023年 ブダペスト | 100m6位入賞 |
| 2025年 東京 | 100m予選敗退(10秒37) |
地元開催の東京大会では、10秒37で予選7着となり、準決勝に進めませんでした。大会前の7月には、「右股関節上部の骨挫傷」と診断されたことを明かしていました。骨挫傷とは、骨の内部が傷ついた状態を指します。
サニブラウン兄弟の年収は公表されている?
結論からいうと、兄弟どちらも年収は公表されていません。ネット上には推定額も出回っていますが、根拠が明らかでないものが多く、真偽は不明です。
陸上選手の収入は、所属企業との契約や大会賞金、スポンサー料などで構成されるのが一般的とされています。ハキーム選手は東レと契約しているものの、金額は非公開。Jリーガーの弟についても、クラブとの契約条件は明らかにされていません。
まとめ
サニブラウン選手の弟は、J1アビスパ福岡でプレーするFWのハナン選手です。兄とは7歳差で、身長187cmの大型ストライカーとして2025年にプロデビューを果たしました。母は元陸上選手、父はガーナ出身というアスリート一家に育った兄弟。陸上とサッカーで世界を目指す二人の今後に注目していきたいところです。









